こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回はMicrosoftのOffice定番ソフトウェアExcelについて。
毎日エクセルを使用するような仕事を行っている方には何でもないと思うことでも、稀にしか操作しない方にはパソコンが壊れた?ソフトがおかしい?等と思ってしまうような動きをすることがよくあるものである。
矢印キーによるセル移動ができなくなる症状
通常エクセルを使用中、キーボードの矢印キー(方向キー)を押すと選択されているセルを示すカーソルが上下左右に移動していく。セルの中を編集するためには移動が必要不可欠であるため、矢印キーは頻繁に使用される。
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Excelを毎日使っている人でも意外と知らない症状
しかし突然、矢印キーでセルが動かなくなり、エクセルのシート全体がスクロールされるような動きをする場合がある。
この場合、もちろんエクセルの不具合やOSのフリーズ等、予期せぬトラブルを抱えている可能性も無くはないのだが、ほぼ9割以上は、「Scroll Lock (スクロールロック)」がかかっている状態であるのだ。
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大抵のキーボードではScr Lockのインジケータがある
キー数が少ないキーボードの場合はFn(ファンクション)キーを押して操作したりする必要があるが、基本的なデスクトップ用キーボードにはスクロールロックキーが備わっているため、それを押すたびにロック状態と通常状態とを行き来することになる。
もちろん、勝手にロック状態になることはない。何かキーボードの上にモノを置いたり落としたりしたパターンが多いだろう。知らずして押してしまったことによる症状により、慌ててしまう場合もあるものだ。
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エクセルの下部にあるステータスバーは意外と気づかない
スクロールロックは意図してページ全体を移動させたい時などには便利な機能である。同症状が発生した際に慌てることを無くす為にも、一度どういう動きをするのか試してみてはいかがだろうか。