竹田城 | 日本のマチュピチュと呼ばれる天空の城は石垣好きにはたまらない完存遺構

こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は兵庫県朝来市の竹田城。

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南千畳から見た花屋敷。休日には多くの人が訪れる

天空の城の代名詞

天空の城と言われる城は、日本各地に存在する。有名なところで言うならば、岡山県の備中松山城、岐阜県の岩村城、奈良県の高取城を思い浮かべるであろう。
しかし、やはり国の史跡に指定されている竹田城の規模にはかなわない。日本100名城56番。

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完全舗装の登山道は700m。城址内は急な階段あり

ここ竹田城は天空の城と言われるだけありもちろん山城で、標高も353.7mあるため、山頂の石垣群へ到達するにはそれなりの体力と時間が必要。また、かなり上まで舗装道路が続いているのだが、マイカー等の乗り入れはできず、麓からバスで移動することになる。

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天空バスという名のシャトルバスは完全竹田城仕様

尚、駐車場は無料であるが、シャトルバスは有料だ(片道260円)。徒歩で登りたい方は麓に車を停めて歩いて行くことも可能である。
もちろん夜中はシャトルバスの運行がないため、雲海を見たい方は徒歩で行くしかないだろう。雲海が見られるシーズンは朝の4時から入城できる。

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かなりきれいに整備されているが、足場の悪い箇所も多い

ここで注意したいのは、竹田城全体が雲海に浮かぶ構図が見たいのであれば、竹田城のある古城山(虎臥山)に登っては見られない。隣の山(立雲峡:りつうんきょう)に早朝から待機しなければならない。

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天守付近からの眺望

建築物がないために眺望は最高

雲海が有名ではあるが、言うまでもなく全く雲のないシーズンに行っても、堂々たる日本屈指の石垣と縄張りはいつでも楽しめるし、晴れた日に入城すれば眺望も最高である。何といっても建築物の遺構が何も残っていない為に、景色を遮るものは何もないからだ。

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晴れた日であれば遠くの山々まで見られる

穴太衆の石垣

石垣が積まれたのは関ヶ原の戦いよりも前のことであるため、400年を優に超えるのだが、ほぼそのままの状態で石垣が残っており、石垣マニアならずとも歴史を感じることができる。

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急斜面の上に積み上げられた石垣。攻め込むのは大変だったであろう

積み方は有名な「穴太衆(あのうしゅう)」が積み上げた穴太積みである。自然の石を積み上げた野面積みであるが、表面がきれいに整っているのだ。竹田城の石材は花崗岩。

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搦手口(裏門)の表示がある。このあたりは立ち入りができないようになっている

他の城でもでこの穴太積みは見ることができるが、この竹田城の規模は類を見ない。もちろん何度か修復されたであろう形跡は見られるが、当時の姿をここまで残している石積みの技術が半端なかったことがわかる。

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天守自体はそれほど大きなものではなかったことがわかる

どこの山城に行ってもいつも思うのだが、これだけの石を山頂に運ぶだけでも、現在では想像もつかない労力と人手が必要だったであろう。

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逆光でわかりづらいが、南千畳と表示されている杭

当時築城に携わった人々は労働時間はちゃんと管理されていたのであろうか、食事や対価はそれ相当なものだったのであろうか。
当時の築城の様子を想像し、思い浮かべながら見る城址はまた格別なのであった。

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