高島城 | 日本三大湖城に数えられる諏訪の浮城は富嶽三十六景に登場する名城

こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は長野県諏訪市にある高島城。

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堀から見た立派な石垣と高島城復興天守

「諏訪の浮城」と呼ばれた水城

享年62と、戦国武将としては長生きをし、斎藤家から織田家、豊臣家まで、戦国の世を大きく動かした中心人物に仕えた日根野高吉(ひねのたかよし)が諏訪湖の湖畔に築城した高島城は、現在こそ埋め立てられ内陸にあるが、当時は「諏訪の浮城」と呼ばれるほど湖に突き出し、浮いているように見えたと言われた水城である。日本三大湖城の一つ。続日本100名城130番。

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本丸へと続く復興された冠木門

地形を生かし連郭式の平城であったが、湖畔に作った為に地盤が軟弱で、石垣を積むには相当の苦難や労力が必要だったことは用意に想像できる。石垣については水中に木材を組み、その上に積んでいく等、当時の最新技術を取り入れながら、7年という短期間で築城されたと言われている。

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復興された角櫓。壁は塀と同じ木材を使用されている

浮城と言われる高島城は葛飾北斎が富嶽三十六景にて描いているが、江戸時代の初期にはすでに干拓が行われていたという記録があるため、北斎の絵よりもさらに突き出していたのではないかと予想ができる。

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堀から見た冠木橋と冠木門。木の緑と相まって美しい

現在の遺構は石垣と堀だけとなるが、高島城から少し北にある温泉寺や浄光寺の山門として移築され現存している。野面積みの石垣は苔が生えたりしており、石垣の色等から築城当時の石垣とまではいかないにしても、古い石垣と復興時に積み直しされた石垣との区別は素人でも分かりやすい。

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苔の生えた野面積みの石垣。ここは現存であろう

特徴のある杮葺きの屋根

天守は独立式望楼型3重5階の復興天守であり、屋根には瓦の色に特徴がある銅板が使用されているが、築城当時は檜(ひのき)の薄い板を使用した杮(こけら)葺きであり、屋根にかかる重量を軽減し、軟弱な地盤に対応していた、又は寒冷地の諏訪で、降雪等に耐えられるような瓦が調達できなかったのではないかとされている。

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塀があると城郭の威厳が伝わってくる

屋根こそ違うが、立派な石垣の上に建つ天守は当時を偲ぶには十分な作りであり、内部も史料館として入城(大人300円)でき、続日本100名城に選ばれた高島城は今後さらに人気が出るのは間違いないだろう。

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城内には諏訪護国神社がある

城内は高島公園としてきれいに整備されている。諏訪湖の温泉街から車ですぐの距離にあり、専用の駐車場もある。電車を利用した際にも駅から歩いて行けるなどアクセスが良く、諏訪を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい城郭だ。

アクセス


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〒392-0022 長野県諏訪市高島1丁目11-16
JR中央線上諏訪駅下車、徒歩10分

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