駿府城 | 天守台跡からかなりの天守であったことが伺える幻の城

城好き(kazuyanko)です。
今回は静岡県静岡市葵区にある「駿府城」。

ご存知の通り、駿府(静岡市)といえば今川氏の戦国時代から太平の世となった江戸時代初めに大御所として政治の指揮を執った徳川家康が晩年を過ごした地である。

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手前が巽櫓、奥へ東御門につながっている

駿府城(すんぷじょう)は様々な歴史ドラマや映画、アニメに幾度となく登場する城郭であるため、城好きならずとも誰もが耳にしたことがあるほどの知名度を誇っている。日本100名城41番。

大御所政治を行う拠点とした駿府城

現在の遺構はきれいに整備された堀とそれを取り囲む石垣のみであり、残念ながら建造物は何も残っていない。

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復元された東御門・櫓門

近年巽櫓(たつみやぐら)、東御門(櫓門)と続多聞櫓が復元されており、内部は徳川の資料を展示した資料館となっており、有料(全施設共通券360円)で入館することができる。

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発掘された本丸堀(内堀)。当時の石垣を見ることができる

城マニア的には当時の遺構が気になるところ。
明治に埋められた内堀が発掘調査により一部分姿を現している。また、近年天守台の発掘調査も進んでおり、発掘調査中の石垣等を見学することができるようになっている。さらには発掘の体験までできるようだ(要予約)。

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一瞬これが天守台?かと思ったが、発掘調査で出てきた土を保管しているようだ

天守については1635年に焼失したと言われており、当時の記録や文献ではどのような構造だったのかは定かではない。
しかし石垣の発掘調査や東照宮に保管されている絵巻などから推測すると、かなりの規模であった可能性が出てきているのだ。

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きれいに整備された堀。周りには官公庁や学校がある

江戸城、大阪城、名古屋城等と肩を並べる5層の立派な天守が建っていたかもしれないと想像するだけでも歴史のロマンを感じるのである。

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本丸跡という石碑とともに大御所となった徳川家康公の像が立つ

せっかく天守台を調査するのであれば、当時の遺構を壊さないように配慮したうえで、石垣を積み直し、模擬天守でも建築していただきたいと思うのは私だけだろうか。

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