洲本城 | 石垣や土塁の遺構だけでなく特徴的な日本最古の模擬天守も見どころのひとつ

こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は兵庫県洲本市の淡路島にある洲本城。

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向こう側の景色が見える珍しい天守

特徴的な日本最古の模擬天守が建つ洲本城跡

室町時代の後期に三好氏の重臣である安宅(あたぎ)氏が築城したとされる洲本城(すもとじょう)であるが、その後戦国時代に城主となった、賤ヶ岳の七本槍の一人である脇坂 安治 (わきざか やすはる)が天守や現在も残る石垣を積み上げた国の史跡に指定されている城郭である。続日本100名城164番。

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山城に登山は付き物。土塁跡を登る

三熊山という小高い山の頂上に本丸や天守跡がある。三熊山は瀬戸内海国立公園の指定地域に指定されている。標高は133mであり山城の中では低い部類に入るが、大阪湾に面した山である為、景観は非常に良い。

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下の城からすべて制覇するにはかなり体力が必要

天守周辺からの眺めは淡路島百景や洲本八景にも指定されている景観である。ちかくの温泉宿に宿泊される方は早朝に城郭へ訪れ、日の出を見たり撮影したりするのにも良い場所だ。

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洲本八景の1番に選ばれている景観

建築物などの遺構は全く残ってはいないが、石垣は非常に良い状態で残っている。もちろん整備されたり崩れないよう積み直しを施されているであろうが、かなり立派な野面積みの石垣を拝むことができる。

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木が育ったりしているがよく残されている

また石の階段もよく残っており、塀や櫓が建っていた当時を頭の中で想像しながら歴史を忍ぶことができる。石垣好きにはたまらない遺構だ。

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櫓跡。なぜか低い方の石垣に柵

また、昭和の初めに建てられた模擬天守はかなり面白い作りをしている。もちろん現存している天守台の上に建てられてはいるのだが、その上にさらに天守台があり、そこへ模擬天守がくっついているような構造なのだ。しかも模擬天守台は空洞になっており、人が通行することができる。

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鉄筋と木造を組み合わせたような作り

空洞に入ると天守へあがる階段があるのがわかる。一応天守内部へ入ることができるようになっているようだ。ただ、普段は閉じられており、立ち入ることはできない。

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下から覗くと最上階まで階段があるのがわかる

様々な模擬天守が全国にはあるが、ここ洲本城はかなり珍しいのではないだろうか。しかも模擬天守としては日本最古のものなのだ。城好きならずとも”日本最古”と聞くとこのような模擬天守でもなぜか見入ってしまう。

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この石垣は崩れたのだろうか。積み直しているようだ

いつも私が思うことだが、模擬天守であっても、何も無いよりはあったほうが城址としての風格というか威厳が出る気がする。

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立派な石垣や石階段が良く残っている

史実に基づいた天守が良いのは言うまでもないが、不明な場合にはここ洲本城のような天守もありなのではないだろうか。

アクセス


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〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷1272-2

洲本城11 
左は大浜公園。この看板の場所から登っていく

温泉街から歩いて行けるほどの距離にある洲本城は、歴史や城好きだけでなく美しい景観も楽しめるため、淡路島に訪れた際にはぜひ立ち寄っていただきたい城郭だ。

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