こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は金シャチ横丁がオープンした名古屋城について。
※現在(2018年5月7日より)名古屋城は木造復元工事の為、天守閣へ入城不可。天守閣以外(本丸御殿等)は通常通り。木造になった天守の完成予定は2022年12月。
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名古屋城は建て替えの為、仮の天守閣が設置!?
金シャチ横丁完成で賑わう城下町
名古屋めしという言葉をご存知だろうか。特にひねりがあるわけではなく、地域のご当地グルメのことを言うのであるが、名古屋城の周辺には代表的な名古屋めしを堪能できるお店が今まで非常に少なかったのだ。
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名古屋城「金シャチ横丁」完成により賑わう城下町
ましてや名古屋城たるもの城郭自体が非常に大型であり、堀の外側(久屋大通方面)に点在している飲食店のあるエリアへ抜けるにしてもかなり歩かされる。さらにはオフィス街にある城郭だけあって、週末を休日としている飲食店も少なくない。
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名古屋城正門から出てすぐの場所にある「義直ゾーン」
城攻めを行ったら必ずと言っていいほど腹が減るものだ。もちろん城内には軽食を販売しているお茶屋のような施設はあるのだが、ガッツリ昼ごはんを食べたいという時には困ったものだった。
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地下鉄(市役所駅)に近い東門側が「宗春ゾーン」
しかし今回オープンした「金シャチ横丁」はほとんどが飲食店となっており、今まで名駅(めいえき)や栄(さかえ)、大須(おおす)地域まで足を運ばなくては食べられなかった有名店が勢ぞろいしているのだ。
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「宗春ゾーン」は夕方の17時オープンの店もあり注意が必要
我ら城ファンにとっては全く人のいない城郭も嫌いではないが、はやり賑わいを感じられるお城は楽しさが倍増する気がする。
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義直ゾーンの店は行列ができるほどの混雑はなさそうだ
存分に加藤清正が手掛けた石垣や現存している櫓、木造に建て替えを控えた天守を見物して腹が減ったら迷うことなく城下町で腹ごしらえ。
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義直ゾーンから名古屋城は見えない。ここが残念なところ
名古屋城は今後、家族で出かけられる憩いの場としての城郭はもちろんのこと、若い女性グループで遊びに来たり、カップルでお城デートなど、おしゃれなスポットとしての城郭に変わっていくのだろうか。
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えびせんべいの里は試食ができることもあり大繁盛
名古屋城再入場のシステムについて
横丁のショップ等は公式のページを参照していただきたいが、もう一つリニューアルした点といえば、再入場のシステムだ。名古屋城はディズニーやUSJのように再入城(場)のシステムが導入されているのである。
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昭和34年に再建された名古屋城正門。義直ゾーンはここから
今までも再入城のシステムはあったのだが、名古屋能楽堂やレストランへ行く為限定であったことや、いちいち入場券売り場の窓口に申し出を行い、再入場券を発行してもらうというルーティンが必要だった。
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名古屋城天守が描かれた地ビール。アルコール販売も嬉しい
しかし今回からは有名テーマパークのように、正門にあるブラックライトで判別できる蛍光塗料のスタンプを手に押すというシステムが導入されたのだ。これにより何回でも出入りが可能となり、気軽に横丁へ遊びにいけるのだ。
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「演歌女子」というグループのようだ。やけに城下町にマッチ
名古屋近辺の方はもちろん、遠方からも食事の場所や時間を考えながら訪れる必要がなくなった名古屋城は、間違いなく全国有数の観光用城郭の一つである。