名古屋城 | 日本最大の天守内部はエレベーターで最上階を目指すのが定番

こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は名古屋城の天守内部について。

※現在(2018年5月7日より)名古屋城は木造復元工事の為、天守閣へ入城不可。天守閣以外(本丸御殿等)は通常通り。木造になった天守の完成予定は2022年12月。

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名古屋城天守と小天守。左下は本丸御殿ミュージアムショップ(売店)

名古屋城の天守は連結式層塔型5層5階、地下1階、高さは55.6m(天守台19.5m+建屋36.1m)である。江戸城や大阪城、勝山城など、高さについては他に負ける部分はあるが、延床面積については4,424.5㎡であり、日本最大の広さを持つ天守である。延床面積が2,409㎡である国宝姫路城と比べると2倍に迫る大きさなのだ。

日本最大の広さを持つ堂々たる復興天守

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大天守内部に入るには小天守から入る。その後も数段階段がある

前回も少し書かせていただいたが、名古屋城天守は惜しくも第二次世界大戦中の焼夷弾にて完全に消失しており、現在の天守は鉄筋コンクリート製の復興天守である。

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大天守入口から見た小天守。渡櫓ではなく土塀で囲まれた橋台となっている

名古屋城は敷地内に入る時点で入城料(大人500円)がかかっており、天守や本丸御殿に入るために再度お金がかかることはない。ただし、中に入れる時間は、特別な期間を除いて午後4時までとなっており、どちらもゆっくり見たい方は午後2時頃までには入城しておきたいところだ。

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大天守1階エレベーター乗り口。係員が誘導するため、混雑していても問題ない

エレベーターで最上階を目指すのが定番

天守内部1階には大型のエレベーターが二基設置されており、楽に5階まで登ることができる。定番は小天守から天守内部に入り、1階のエレベーターで5階へ。螺旋階段を登り最上階で楽しんだあとに1階ずつ展示物を見ながら降りていくのが定番である。エレベーターが混んでいて順番を待てない方や、城の高さを実感したい方、日ごろの運動不足を解消したい方は、下から螺旋階段で登ることも、もちろん可能だ。

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なぜかアートを感じる天守中央部の螺旋階段を上から眺む

天守脇には大阪城にも設置されているが、足腰の弱い方や車椅子でも登城できるよう、外側から直接1階へ上がれるエレベーターが設置されている。最上階に行くには螺旋階段を内部2階分登らないと行けないが、5階の展示室部分までは誰でも行くことができ、楽しめるようになっているバリアフリー構造だ。

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階段は上りと下りが分けられており、混雑時でも危ない思いをすることはない

木造計画ではエレベーターはどうなるのか

名古屋市は天守の木造再建計画を進めているが、この外部エレベーターはどうなるのだろう。誰もが楽しめる城郭を目指すのであればもちろん必要だろう。しかし、どうしても隠し切ることのできない大きさの為、外観が悪くなる。江戸時代にはもちろん無かったものだからだ。

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天守の不明門側には外部エレベーターが見える

また、現在の構造でいうならば、内部にある天守5階までのエレベーターはどうなるのであろう。木造で当時の図面を基に忠実に再現させるのであればエレベーターを設置するようなスペースはない。

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焼失前の古写真。このような写真も天守内部で閲覧できる

かと言っても、名古屋城のような規模でエレベーターの無い天守は健康な人でもかなりの運動量となるだろう。そんなことを考えてみたが、結局のところ内部のエレベーターは100%設置されるはずだ。照明や空調ももちろんあるだろう。

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登城の記念スタンプと昭和感満載の有料双眼鏡

個人的に再建に関して譲れない点としては、最上階にあがる螺旋階段や、売店、展望台のような双眼鏡等はすべて撤去していただきたいものだ。歴史を偲ぶ上では不必要に思えてくる。最上階だけでも現存していた当時のまま再建をしていただきたいと願う。

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観光客で賑わいを見せる大天守最上階の売店

多少近代的な天守になるのは仕方がないが、この先何百年も後世に伝えていく上で、平成にすばらしい技術を持って復興工事を行ったという歴史を構造でも残してほしい。

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