金沢城 | 加賀百万石といわれる前田家の豊富な財力を感じられる全国有数の広大な城郭

こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は石川県金沢市にある金沢城。

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キレイな芝生でのんびり過ごせる三の丸広場

加賀藩の圧倒的財力がわかる広大な城郭

戦国の豊臣時代に前田利家が入城し現在見られる城郭を築きあげたとされる金沢城。日本100名城35番。

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兼六園側から見た高石垣と櫓から延びる太鼓塀

城内の遺構は国の重要文化財である石川門(いしかわもん)、三十間長屋(さんじっけんながや)、鶴丸倉庫(つるまるそうこ)の三棟が指定されている。これらは戦国時代の築城当時に建造されたものではなく、火災により焼失し江戸時代に再建されたものだ(石川門、三十間長屋)。

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石落としではない出窓の向唐破風がかっこいい

それでも石川門は1788年、鶴丸倉庫は1848年、三十間長屋は1858年とどれも江戸時代の中期から後期に建てられた現存建築物であり、歴史が感じられる非常に立派で貴重な文化財だ。

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変わった作りの武具蔵である鶴丸倉庫

城の外から見ても非常に美しい石川門、2階建の土蔵である三十間長屋は、ともに無料で内部を自由に見学することができる。

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無料で開放されているのは非常に嬉しい

忠実に再現されたバリアフリー木造復元建造物

これだけでも歴史好きとしては金沢城を訪れる価値は十分にあるのだが、何といっても存在感を放っているのは平成13年に復元された菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)である。

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珍しい様々な石材を使用したカラフルな門の石垣

こちらは有料(大人310円)であるが、木造にて復元されたこれらの建物は安政当時の建築技術をそのまま使用しており、現在の釘やボルト等を使わず建てられているのだ。

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二の丸広場には芝生がない。御殿も再建か

もちろん新しい木材を使用されているのだが、変に古い木材風に着色してあるよりも、当時の人々が見た光景と同じ色合いで見られる為、江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚になるのだ。

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きれいに整備された橋爪門続櫓からみた内堀

内部には木造の建築物がどのような構造であるのかや、当時はどのようにして建築したのかなどを模型や動画で詳しく説明されており、楽しく見学することができる。また、近年再建された建築物だけに、体の不自由な方やお年寄りなど車椅子でも見学できるようエレベーターが設置され、段差などでは手すり付きのスロープがあるバリアフリーとなっている点は非常にすばらしい。

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構造等をわかりやすく解説してあり勉強になる

ただし、櫓の最上階へはエレベーターがなく、急な階段のため、足腰の弱い方、不自由な方が櫓を登られる場合には注意が必要だ。
また、エレベーターがあっては当時の景観を損ねるのではないかという意見があるかもしれないが、その様なことが感じられないように巧みに作られている。ここは木造で再建しようとしている名古屋城等でも大いに参考になるのではないだろうか。

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人目につかない場所にある重文の三十間長屋

建築物だけでなく石垣も見どころ満載

多くの貴重な建築物がある金沢城にはそちらばかり注目しがちであるが、もちろん城マニアをも唸らせる全国の城郭の中でもトップレベルを誇る立派な石垣群が現存しているのだ。

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隅石がかっこいい戌亥櫓跡の石垣

築城当時は5重の立派な天守が建てられていたと言われる天守台こそ残ってはいないが、本丸の東北東にある丑寅櫓跡(うしとらやぐらあと)に見られる1592年のものとされている野面積みの石垣をはじめ、打込接ぎ、切込接ぎ、デザインや石材にこだわった石垣などの戦国時代から江戸時代末期までの石垣技術のすべてを金沢城内で見ることができる。

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金沢城最古である丑寅櫓跡の野面積み石垣

金沢城の敷地内にはオシャレな茶屋があったり、長屋や櫓を見ながら休憩できるガラス張りスペースやきれいなトイレが設置され、お城目当てではない同伴者でも楽しめるのではないだろうか。

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城が超ワイドスクリーンに映し出されたような空間

新幹線開通で便利になった金沢。そのシンボル的な存在の一つである金沢城は歴史的な国史跡の高い価値に加え、全国トップレベルの観光用整備が進んだ、まさに日本が誇れる城郭だ。

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何となく珍しい攻められやすそうな勾配の石垣

お城だけでも非常に楽しめる金沢であるが、周辺には多くのお土産屋が立ち並び、食べ歩きも可能な茶屋が点在しているのも楽しめる。

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おしゃれな店も並ぶ現在の城下町

また兼六園をはじめ、茶屋街や武家屋敷跡、近江町市場など観光スポットが多くある。そちらは次回書きたい。

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