こんにちは、かずやんこ(kazuyanko)です。
今回は岐阜県郡上市にある郡上八幡城。
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本丸の門に通じる石垣は鋭角となっていてかっこいい
日本最古の木造再建城
昭和8年に大垣城を参考として作られた木造天守は築80年以上経過しており、模擬天守ながらも風格を漂わせる。あと何十年かすれば昭和の貴重な木造建築として国や県の文化財として登録される日がやってくるかもしれない。続日本100名城141番。
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内部の木組等はお城のそれとはまた違った感じだ
内部は資料館となっており、狭い急階段などがある現存天守とは全く違った雰囲気ではあるが、鉄筋コンクリート作りの復興天守では味わえないぬくもりや落ち着いた感じがあり、展示物もゆっくりと穏やかに見ることができる。
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土日でもゆっくり展示物を見られる雰囲気
石垣も非常に立派なものがあり、城好きも満足すること間違いない。天守台はほぼ積み直しや新しい石材を用いた跡があるが、塀下などは古さを感じさせる荒々しい野面積みの石垣が多く、戦国時代に築かれたお城の匂いをプンプンさせているのだ。
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やはり天守がある城郭は絵になる
尚、城内には山内一豊の顔抜きパネルがあったり城下には大きな像が設置されていたりするが、郡上八幡上に直接山内一豊が関わっているわけではなく、大河ドラマ「功名が辻」で有名な一豊の正室である千代が、八幡城主遠藤盛数の娘であるという関係となっている。
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狭間から景色を覗いて楽しそうな女の子達
車でのアクセスが非常に良い
東海北陸道の郡上八幡インターからすぐの場所にあり車でのアクセスは非常に良い。城のすぐ横まで車で行くことができ、無料の駐車場は20台ほどある。そのため城郭特有である山道を登ったり駐車場から天守までかなり歩かなければいけないようなこともなく、車から降りたらいきなり立派な石垣が現れ、すぐに楽しむことができる。
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駐車場のすぐ横にある石垣からかなり立派だ
広い城郭ではないため人の回転が良く、駐車場が満車の場合でも少し待てば入ることができるであろう。城下町もきれいに整備されてきており、城の麓に車を停めて歩いて散策をするのも楽しい。
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お城の入口にある風情漂うお店
駐車場は有料のところが多いが、お土産物屋があったり、トイレもあるため下手に路駐できるところを探したり古い街並みから遠くに止めたりするよりも無駄がないかもしれない。
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非常に雰囲気が良い城下町
天気の良い日には天守から遠くの山々や城下町が一望でき、城下町を散策したり食べ歩きをしたりと、休日をのんびり過ごしたい方におすすめの城郭だ。